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経済人

経済やウェブやゲームなど、気になることを書いていくつもりです。

氷河期世代の正社員化にまで文句を言い出す馬鹿者どもはどうしようもない

キャリア 仕事 世代

バブル崩壊後の数年間に、新卒として就職活動をしていた時代を、いわゆる就職氷河期世代と言う。

単純に、企業が採用を絞ったので、正社員になれた人が少なかった世代だ。
実は、私もその世代に一応当てはまることになる。

今でこそ、イケダハヤト氏のようなブロガーが、就職や正社員とは別の受け皿をつくり始めているが、当時は今よりまだもう少し不寛容だった。
正社員になれなかった人達は、なかなかに辛かったのだと思う。今もその恨みを引きずっている人は少なくないのだろう。


しかしそれは、一体何に対する恨みなのか? というのは、各人がよくよく考えてみるべきことのように思う。
バブル崩壊や、企業が採用を絞ったことは、誰か特定の一人の過失に還元できるようなことではないと私は考えるのだが……。
それとも、やはり「戦犯」を探し続けることに夢中になる国民性なのだろうか?


Yahooニュースで、このような記事を見た

政府は来年度、バブル崩壊後の就職氷河期(1990年代後半~2000年代前半)に高校・大学などを卒業し、現在は無職や非正規社員の人を正社員として採用した企業に対し、助成金を支給する制度を創設する。

とある。素晴らしいことだし、大いにやってほしいと思う。


しかし、コメントを見て、これに好きなだけ文句をつける輩が多くて辟易した。

個人攻撃をする意図はないので、引用だけするのだが

10年以上遅い…… 30歳前後の頃ならまだ結婚とかの目もあったのに、40歳前後まで非正規という層が労働人口のボリュームゾーンとか、労働問題的にも少子化問題的にも詰んでる。 10年前の政権って…… あっ!

労務人生の前半にある程度の金銭や身体の自由を得るから勤労意識や人生を豊かにする意識が養われるのであって、もはや中盤~後半にかかって束の間の自由すら持たせなかった世代に今更何を求めてる?

なんて今更。我々はもう年を取りすぎてしまったわ。ほんと労働問題については自民党政権のクソっぷりを許せない

いまさら「生産年齢人口が減ってきたからおまえらも働かせてあげるね」とかいわれても、40歳前後までロクに働く機会を得られなかったぼくら世代の人間が、急に都合よく「働き盛り世代」になれる気はぜんぜんしない。

今更遅い。正社員にしても「スキルがない」とか言って給与は20年前の40代の半分くらいしか出さないんでしょどうせ。弄ぶのもいい加減にしろ。「大したスキルや経験のない中年」って企業内で一番蔑まれる。

(これは酷い意見を抜き出したもので、懐疑的に見ながらも「やらないよりはずっとマシ」という良識のある意見も多かったことを一応言っておく)


君たちは、いったい何を言っているのか……。

まさか、30代後半、40代にもなって、親の教育なんかに文句を言ったりしているわけではあるまいな?(私は以前同世代のそのような人間を見て寒気を覚えた記憶がある。)
人それぞれ事情があるにしても、本来なら自分が親になり、子供という理不尽に向き合っていていいような人生のステージなのに。
あるいは、ネットでこの種のようなことを言う輩は、現実は実は充実していて、工作員のように現政権を批判する言説を継ぎ足しているのか……。

世代的なディスアドバンテージがあることは認める。しかし、ディスアドバンテージがあったからと言って、そこまで政治に文句を言える筋合いでもなかろう。
文句を言う人達も、常日頃から政府が指示した通りに生活しているわけではないだろう?
それなのに、なぜ自分の進退の全責任を政府に求めるような言い方ができるのか……。

少し考えれば、「政府」や「政策」というものに属人的な意図も悪意もなく、もっと場当たり的でシステマチックで利害関係の結果として生まれたものがほとんどだと言うことがわかるだろうに。
もう一度聞きたいのだが、「君は一体誰に文句を言っているのか?


……もちろん、恨みたくなるような気持ちはわかる。
しかし、もう我々は大人にならなければならない年齢になってしまったのだ。それは仕方ない。

これからでも、少しずつできることを見つけていく……という前向きな気持ちでは考えられないだろうか?


そもそも、40代とはそこまで絶望する年齢なのだろうか?
堀江某のような言い方になるかもしれないが、非正規雇用でもいいから日本で懸命に働いて、アジアの途上国などにでもいけば、おっさんでも普通にモテるぞ!

もちろんそのような考え方に私が与するわけではないが、絶望しているのなら、そういうことを考えてもいいのではないか。
なんだかんだで、日本人の若い女の子と結婚したい……みたいなものを大切にしている?

ともかく、同世代の一員として、皆に頑張って欲しいと思っている。私も日々頑張っている。