ドラマ『東京タラレバ娘』は男女ともに必見だと思いました【感想】
最近は日本のテレビドラマがアツいですね。
2016年の『逃げ恥』に続き、2017年は『東京タラレバ娘』が大ヒットしています。
私はどちらも毎週興味深く見させていただきました。
せっかくブログをやっていることもあり、「タラレバ」の何がスゴイのか、どうして「タラレバ」を見たほうがいいのか、ということを書いていきたいと思います。
東京タラレバ娘とは何か?
『東京タラレバ娘』は、原作は東村アキコが講談社「Kiss」で2014年から連載しているマンガです。
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/09/26
- メディア: Kindle版
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私もドラマを見る前から原作のマンガをずっと読んでいたのですが、非常に人気があり、かつ優れた作品でした。
個人的にすごい作品だと思ったのは、原作の4巻あたりですかね。ネタバレになってしまうので詳しい内容は書きませんが、倫子の決断とか矜持みたいなものが強く現れている一方で、結婚という形で人生を決断することの難しさが表現されていて、なんとも言えず印象的でした。
とにかく、原作の東村アキコというのはすごい漫画家ですよ!
私の好みで言えば、自伝マンガ的なところもある『かくかくしかじか』も良いですね。
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- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2017/01/18
- メディア: Kindle版
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話しが逸れました、『東京タラレバ娘』は原作が非常に面白い作品です。
エンタメ性とメッセージ性が両立したバランスの良さがあって、ドラマ決定も納得ですね。ドラマを見て気に入った方は、原作も読んでみるといいと思います。
ドラマ版の公式サイトはこちらになります。
東京タラレバ娘を見る方法(見逃し配信)
「Hulu」というサービスで見逃し配信がやっているので、見逃したり録画し忘れても見ることができます。
日本のフールーは日テレが買収したサービスなので、安心して視聴できます。
ちなみに、フールーでは「タラレバ娘」の他にも面白いドラマがたくさんあって、以前おすすめ海外ドラマの記事を書いたことがあるので紹介しておきますね。
ドラマ版はキャストがおかしい?
東京タラレバ娘のキャストが発表されたとき、「キャスト選びおかしいだろ!」という批判がたくさんありました。
そう思う人の気持ちは理解できます。
鎌田倫子
売れない脚本家で主人公の鎌田倫子をやるのが吉高由里子。『蛇にピアス』のときは金髪でヌードも披露してたのに、いいオンナになったものです。これくらい美人だったら、いくらでも求婚する男は現れそうですね。
山川香
ネイリストの山川香をやるのがモデルの榮倉奈々です。奔放な香のイメージと合っていると思います。それでも可愛すぎですね。こんな女性を男が放っておくわけないでしょう!
鳥居小雪
AKBでトップだった大島優子が、居酒屋で働く鳥居小雪の役を演じています。こう言っては失礼ですが、大島優子のブスなところがいい塩梅で役に結びついていると思います。それでもアンケート調査などでは、ゴツくて身長の高い小雪の役を大島優子に不満が大きい様子。個人的にはいい配役だと思うのですけどね。視聴率も上がりそうだし。
早坂哲郎
倫子にプロポーズしたことのある早坂哲郎は、現作とは年齢も立ち位置も少し変わっているのですが、基本的な役回りは一緒です。それにしても鈴木亮平って何でもこなせますねえ。
KEY
「タラレバ」のキー人物となるKEY(オヤジギャグ)ですが、イケメン俳優の坂口健太郎が演じています。イケメンには違いないのですが、あんまり金髪似合ってませんね。
芝川マミ
芝川マミ役はビリギャルの石川恋ちゃんが演じています。どうせなら映画のビリギャルも有村架純じゃなくて石川恋が演じれば良かったのではと思ってしまったり。しかし、これを言っちゃ悪いのですが、この娘あんまり笑顔が似合いませんね。ツンツンした表情の頃が好みでした。
タラレバ娘の改変点
原作の「タラレバ」は、主人公たちの年齢は33歳で、容姿も並程度です。
しかし、ドラマ版では、主人公たちの年齢は30歳と3歳も若くなり、しかも全員超美人に改変されています。
多くの人に受け入れられるドラマにするにあたって、原作の強すぎる毒を薄める必要があると、制作側は判断したのだと思います。私はそれが間違った判断だとは思いません。しかしそれを不満に思う原作ファンも少なからずいるでしょう。
吉高由里子と榮倉奈々と大島優子の3人が相席レストランに行って、どんな男性にも相手にされない……みたいなシーンがありましたが、そんなこと現実に起こるわけがありません!
実際は血眼になった男たちからアピールされるでしょう。おじさんもイッちゃうよ〜!
しかし、そんなことを言い出せば、『逃げるは恥だが役に立つ』で家事代行サービスとしてガッキーが来るなんてことはもっとありえないわけで、そこは突っ込むところではないように思います。
ドラマ制作者はしっかり考えて作っている
「ドラマ作った奴は原作を一度でも読んだのか?」と怒るファンの方は多いと思いますが、ちゃんと読みこんだ上で大衆に受け入れられるラインを見極めてるのだと思いますよ。
けっこうな手間と予算をかけて作るドラマでそんな適当なことをするわけがない。タラレバの3人は特に良い人選だと思います。
これまた残酷な話かもしれませんが、本当に33歳の冴えない女3人を主役にしたら、視聴率は確実に下がってしまうでしょう。
原作をあまり崩さずに、大衆の好みの配慮したギリギリの結果が、「吉高由里子・榮倉奈々・大島優子の30歳」だったのではないでしょうか。
東京タラレバ娘の見どころ
「好きになった人と付き合って結婚とか奇跡じゃん」と倫子が作中で何気なく呟いたセリフが刺さりますね。
こういうセリフに、色々と思うところのある人は多いと思います。既婚者である私もそうです。
結婚は人生の中で最大のイベントであり、さらに大学受験や就職活動のように、決まったルールやレギュレーションがありません。
個々人の考え方や意識に拠るところが大きく、だからこそ難しく、正解が無く、人々の関心が集まるのです。
人によって色んな結婚観があると思いますが、最終的に倫子達がどんな答えを見つけ出すのか……というのは、多くの女性にとって(男性にとっても)気になるものなのではないでしょうか?
私も40超えのおっさんながら、「タラレバ」に夢中になってしまっております。
「perfume」の主題歌「TOKYO GIRL」が良い
『モテキ』の映画版に「perfume」が出てきたシーンを思い出しました。
やっぱパフュームはいいですねえ。
公式サイトで、「あ〜ちゃん」と「かしゆか」と「のっち」がドラマについてコメントしていますね。
作中でも、とても良いタイミングで主題歌が流れてくるんです。
「逃げ恥」の人気の理由の一つは「恋ダンス」だと思うのですが、「タラレバダンス」は作らないのでしょうか……というのはさすがに安易すぎる発想ですね(笑い)。
東京タワーとコラボ
「タラレバ」は東京タワーとコラボしているらしいです。作中にも東京タワーが出てきます。
やっぱりテレビ局のつくるドラマは違いますね。スケールでかいです。
(画像は動画サイトHulu『東京タラレバ娘』のスクリーンショット)
東京タラレバ娘の感想
まだすべてを見終えているわけではないので、随時更新していきます。最終回の後には本格的に書きたいですね。
率直に思うのは、「何でも打ち明けられる親友がいるってステキなことやないですか」ということです。
倫子たち、男には恵まれていないかもしれないけど、少なくとも友達には恵まれていますよね。
東京タラレバ娘のあらすじ(ネタバレ無し)
30歳(原作では33歳)の主人公倫子と、友達の香と小雪が、「〜たら」とか「〜れば」とかぐちぐち言いながら繰り広げられる恋愛物語です。
と言っても、胸キュンするような恋愛ではなく、出産適齢期というシビアな現実と向き合う女性達のシビアな物語です。
ギャグありシリアスありで面白くまとめられていながら、メッセージ性は強烈です。
私は女性漫画家の中では、高橋留美子の次に東村アキコが好きなのですが、やはり優れた作家の才能を感じますよね。
『アラサーちゃん』などは、露骨に「女でありながら下品であること」を武器にしている感じがして、好きになれなかったのですが、『東京タラレバ娘』は漫画家としての確固たる技量を感じる秀作です。(ちなみに東村アキコ氏は、性格キツそうな顔ですが、美人漫画家として有名です。)
30代女子たちが「あーだこーだ」する話なので、わかりやすいストーリーの筋があるわけではないのですが、色々と紆余曲折を辿る感じになっています。
『東京タラレバ娘』のメッセージの重要さ
なぜ、男女ともに「タラレバ」を見たほうがいいのか、という話です。
あくまで私の個人的な意見であることにご留意ください。
テレビの影響力は強い
私は昔はテレビなどバカバカしくて見ないタイプの人間だったのですが、今は「世相がわかるので面白いね」くらいの気持ちで見ています。歳をとると丸くなるものですね。
「逃げ恥」が解呪した呪いを「タラレバ」がかけ直した……みたいなことを言われていますが、私はその呪いが必要なものであるとも思います。
以前、『ドラゴン桜』というドラマの影響で、地方から東大に入る子が増えたというニュースがありました。それだけテレビドラマというものの影響力は大きいのです。視聴率という数値は世帯ごとでもあるし、そこまで正確なものではないのは承知していますが、視聴率10%もあれば、300万〜500万人ほどは見ているのではないでしょうか?
ファンの人は気づきにくいかもしれませんが、一般的な知名度といった点では、人気のマンガよりも、不人気のドラマのほうが、ずっと見ている人の数は多いのです。
だからこそ、テレビ局のドラマというものは、時代を作り上げる影響力があるのです。
タラレバの影響力
「タラレバ」を見た女性は、自分の中の危機感をより強めるのではないでしょうか?
タラレバの持つメッセージは優しくはありません。しかし、今の多くの女性にとって必要なものなのだとも思います。
かつて、女性はクリスマスケーキと言われてきました。24歳(日)が適齢期で、25歳(日)からは売れ残り……と。
24、25という数字は時代を感じさせ、現在の基準で言うならば31から33ほどでしょう。これは、ある種差別的ではあるのですが、期限があるというのは大事なことです。
仮に優秀な人間であっても、ほとんどの場合、「締切」が決まっていなければ何もすることができないのです。
編集者の知り合いは、漫画雑誌の連載やコミケなどのイベントの大事な役割は、クリエイターに「締切」を与えることだと言っていました。
それほどまでに、人は締切が与えられないと何もできない生物だということです。
だから、女は25までに結婚しろという「締切」を認識させるような言説は、もちろん非難されてしかるべきだし、横暴極まりないものだったのですが、一方で親切でもあったのです。
厳しくても必要なメッセージ
「あなたは結婚なんてせずに自由に生きていいんだよ?」と言う人が、それを真に受けた人のその後の人生を保障してくれるわけではありません。
私がこの歳になって思うのは、人間の合理的な判断なんてカスみたいなものだということです。どれだけ頭が良い人でもたいして差はありません。
一部の、人を煽ることで飯を食っている人間だけが、「合理的に判断をすればすべてが上手く行く」みたいな考えを振りまいています。
「一人で幸せに生きていくなんて言わずに30歳になったら婚活して、遅くても33までには結婚しろ!」と言うのは、公に発言すれば確実に大バッシングですが、ある種の親切さがこもった発言でもあるのです。
そのようなメッセージを、面白おかしいドラマにする形で伝える東村アキコの手腕には脱帽です。
「締切」があるのは女性だけではない。
ちなみに、これは女性のみならず男性もそうです。いや、男性こそ「タラレバ」を刮目して見るべきなのです。
芸能界は、知名度も金も権力も持っている男が多く、綺麗どころが集められる傾向にあります。よって、高齢男性と若い女性が結婚するニュースが多めです。しかし一般人にそういうことはあり得ません。
ほとんどの場合は、同学年の冴えない女と結婚するのです。その自覚がなければなりません。
男性の場合、自分まだリミットが先だから……と考えてしまって、どんどん気持ち悪いおじさんになっていき、手の施しようがなくなる、というケースが多いように思います。
孤独というのは悲惨なものです。
タラレバ娘達は、まだ期限の境目でもったいぶっている可愛さがあって、メッセージ性が薄まりエンタメ性が押し出されているので、万人が面白く見れる良いドラマなのかな、と思います。
しかし、「タラレバ」は、「逃げ恥」が見せた妄想的な甘い夢から目を覚まさせるような力のあるドラマで、ここらへんのテレビ局の時代感覚というかセンスは、なんだかんだ言って見事だと思います。
おわりに
もちろんドラマはこれからもずっと続いていくので、新しい話数が更新されるたびに、この記事に追記をしたり、書き足したりしていこうと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
おすすめアプリゲームをランキングで紹介【人気のスマホ神ゲー】
私は子供の頃は勉強ばかりしていて、社会人になってからゲームを始めたのですが、小さい頃の鬱憤を晴らすように毎日ゲームを遊んでいます。
今や三度の飯よりゲームが好きと言えるレベルです。最近は「プレイステーションVR」や「ニンテンドースイッチ」が盛り上がっていますが、やっぱりスマートフォンで遊べるアプリゲームが一番アツいと思います。
面白い作品が次々と生み出され、しのぎを削っています。
その中でも、個人的に自信を持っておすすめできるスマホアプリゲームを、ランキング形式で皆様に紹介していきたいと思います。
それではさっそく紹介して行きましょう! 下に行くほどランキング上位となっております。
第43位 武器よさらば
個人的に、最近遊んで面白かったゲームはこれですね。
敵をなぎ払いながら爽快に進んでいくアクションRPGなのですが、とにかくアツいのです!
今の時代には失われてしまった、ハングリーな時代のアツさを感じることができます。
そういう意味では、おっさん向けのゲームなのかもしれません。
第42位 バンドリ! ガールズバンドパーティ!
カードゲームなどを作っている「株式会社ブシロード」のアプリで、『ラブライブ!』や『アイマス』を喰ってやろうという気概が感じられてとてもいいですね。
最新のゲームだけあって、やはりクオリティは超高いです。
リアルと連動したメディアミックスなどのイベントもあって、個人的に目が話せないサービスです。これからに期待できそうですね。
第41位 陰陽師
日本は、早くから市場が盛り上がり、アプリゲームを牽引してきた国ですが、すでに覇権を中国に譲り渡しつつありますね。
悔しいことですが、日本の他のどのゲームでも勝てないくらいの圧倒的なクオリティです。
ここまでのものを、日本のメーカーは作る体力を持っていないでしょう。
誰でも遊べるシンプルなRPGながら、GPSなどに対応している豪華なシステムで、とにかく世界観が圧倒的に美しいです。
ダウンロード数も2億人を突破と、暴力的な「人口」の強さを感じさせますね。
第40位 ロードモバイル
日本でもどんどんユーザーが増えている注目株のタイトルです。
最近のスマホアプリゲームの物凄い豪華さを感じます。
とにかく色んな要素があり、仲間と一緒に陣取り合戦をしたり、協力プレイや、ギルドチャットなど、本当に色んなコンテンツが充実しています。
これからゲーム世界がどう展開し、どんなドラマが繰り広げられていくのか、楽しみで仕方ありません。
第39位 脱出ゲーム garden(ガーデン)
いわゆる「脱出ゲーム」というジャンルですが、画面をいっぱいにつかえて、音やグラフィックなども臨場感が出るので、スマホはアドベンチャーゲームに向いているメディアだと思いますね。
世の中にはたくさんの脱出ゲームがありますが、この「IzumiAristan」シリーズは、クオリティの高さとフェアネスで知られる良作シリーズです。
謎解き系のゲームでは、質の低いものであれば「ええ〜」と思ってしまうような理不尽なものがありますが、このゲームのギミックにはすべてに納得感があります。
難易度は比較的低めなので、「脱出ゲーム」をこれから始めてみたい人にとってもオススメです。
第38位 ソーセージレジェンド - 格闘ゲーム
各方面で非常に評価が高いソーセージゲームです。
『ソーセージパーティー』という、明らかにアウトとしか思えない作品ともコラボしていますね。
ネタゲーに見えますが、純粋に格闘ゲームとしてもけっこう面白いのがスゴイところ。
気軽にできて満足度の得られるゲームでありながら、かなり本格的に対戦することも可能です。
世の中の色んなソーセージ(竹輪なども含むタンパク質でできた棒)を知ることができるので、ソーセージファン(意味深ではない)の方にもオススメのアプリです。
第37位 ドラゴンスラッシュ
『ナイトスリンガー』などで有名な、韓国の「ゲームヴィル」という会社が運営しているオンラインRPGです。
あらゆる大作・有名作がひしめくいまでは陰が薄いものの、安定して楽しめる良作だと思います。
アジア的な可愛さとカッコよさを持ちながらも、西欧のファンタジーのような壮大さを感じられる作品で、ずっとゲームの中に没頭していたくなる魅力があります。
第36位 シノビナイトメア
40過ぎたおっさんながら、「萌え」というやつを味わうことができました。
個性豊かな4人の女の子達はみな可愛く、いつまでも見ていたくなってしまいます。
戦闘は、わかり易く華麗で、そこまでゲームが上手でない人も気軽にプレイできると思います。
なんとこのゲームは、ジブリの音楽を担当した久石譲氏などの豪華クリエイター陣を集結させており、ムービーを見るためだけにやってもまったく損はしないほどだと思います。
キービジュアルにピンとくるものがあれば、やってみるのが正解だと思います。
第35位 Tap Tap Fish - アビスリウム
いわゆる放置系アプリですね。
「ねこあつめ」や「ひとりぼっち惑星」のような、時間を置いて、たまに見て、何かが育っていたりしたら嬉しい、というタイプのゲームです。
この「アビスリウム」は、海外の放置ゲームの中でもトップと言っていいほど人気の高い傑作です。
実際にやってみれば、それも納得してしまえるクオリティの高さです。独特の美しさの表現には、思わずぼんやりしてしまうほどです。
もちろん、美術ではなくゲームであり、自分で育てていく楽しさがあるのも醍醐味です。
万人に自信を持ってオススメできるアプリの一つですね。合コンで知り合った子から、「なんかいいアプリあります?」とか聞かれた際の無難な回答になると思います。
第34位 ポケモンコマスター
以前は、ソシャゲには頑として参入しなかった任天堂ですが、その牙城が崩れて出てきた最初のアプリと言っていいかもしれません。
個人的には、ポケモンカードのデジタルTCGをスマホで出して欲しかったですね。「ハースストーン」や「シャドウバース」が流行していますが、ポケカのスマホゲームを出せば、今頃は任天堂の株価もうなぎのぼりだったと思います。
ただ、コマスターも、地味ではあれど、さすがに「任天堂&株ポケ」を感じさせるクオリティです。
少々運ゲーなところはあるけれど、AIのコンセプトもそれなりに面白く、ポケモン好きな人ならそこそこ満足できるように仕上がっていると思います。
第33位 予言者育成学園Fortune Tellers Academy
これは素晴らしいゲームですね。
コンセプトの良さで言えば、アプリゲーム界隈でも稀に見る良作だと思います。
現実の出来事を予測する「予言テスト」がテーマで、自分で予言するだけでなく、その結果について色んなプレイヤーと話し合うのもまた楽しいです。
キャラデザは「越島はぐ」、ストーリーは「藤澤仁」という大物が担当していて、ソーシャルやリアル連動のみならず、単品としてのストーリーも非常に充実しています。
ストアレビューを見ればわかる通り、プレイヤーからの評価も高く、関連のTwitterなどを追っていると、かなり熱中しているユーザーが多くいるみたいです。
第32位 【18】(エイティーン) キミトツナガルパズル
女性の深層心理に飛び込んで彼女を救い出すとか、キモオタにとってはたまらないコンセプトですね。
でも、オタク系な感じではなく、かなりオシャレな感じです。女性ユーザーも普通に好んでやりそう……むしろメンヘラにウケそうなゲームと言えるかもしれません。
繋がるパズルがなんとも言えず気持ちよく、何度もやりたくなってしまいます。
第31位 1ビットローグ ダンジョン探索RPG!
「ローグライクゲーム」って言葉、よく聴きませんか?
直訳するとローグみたいなゲームってことです。昔「ローグ」というコンピューターRPGが流行ったのですが、その影響が大きすぎて、一つのジャンルにまでなってしまったのですね。
「風雷のシレン」みたいなゲームが、ローグライクと呼ばれます。セーブとリセットがなく、キャラが死んだらすべてを失ってしまうとか、ダンジョンはどの都度ランダムに生成されるとか、RPGでありながらスコアを競い合う仕組みになっているものが、ローグライクとよく呼ばれます。
手軽にそれを経験したいなら、1ビットローグがオススメですね。
ゲームボーイやワンダースワンの表現感が、妙に中年の感性を突きます。ノスタルジーってこういうことなんですね。
第30位 街コロマッチ!
スマホって以外とパーティーゲームが少ないんですよね。
『街コロマッチ』のようなパーティー系アプリゲームは貴重です。
ストーリーモードで一人で遊ぶこともできるし、大勢でワイワイ盛り上がることもできます。
コインを奪い合うシンプルなルールながらも、戦略性があり、海外で賞を獲っただけに、そのゲームデザインにも目を見張るものがあります。
第29位 マジガーーーーール!!! (美少女育成シューティングゲーム)
新しい感じのSTGです。
個人的には、ちまちました動作を要求される弾幕シューティングはそれほど得意ではないのですが、これは攻撃力と爽快感重視のシューティングなので、そこまで気合を入れずとも楽しめますね。
登場するキャラも、内田真礼さんや上坂すみれさんなどの豪華声優がボイスを担当し、パジャマ服やセーラー服など、好きな衣装を着せることもできます。
単純に美少女が好きだという人も楽しめると思います。かく言う私も美少女好きです。
第28位 ファイヤーエムブレム ヒーローズ
もともと、私はファイヤーエムブレムの大ファンで、「蒼炎の軌跡」や「烈火の剣」などのタイトルもクリアしました。
「ヒーローズ」は、「命中」や「回避」といった運に左右される部分がなくなり、将棋のようなボードゲームに似た、新しい作品になっているように思います。
さすがの任天堂というだけあって、キャラが好きな人と本格的なシミュレーションをやりたい人、両方が満足できるような仕上がりになっています。
第27位 イザナギオンライン -Samurai Ninja-
これは素晴しいゲームですよ! サムライ・ニンジャ・ゲイシャ・アッパレです!
和風な情景と、ダークな忍者的感性が、非常にマッチしています。
フロム・ソフトウェアの『天誅』など、このような世界観のゲームは以前にもありましたが、『イザナギオンライン』のすごいところは、これがMMORPGだということです。
ここまでアクション性が高いMMOというだけで評価に値するのに、世界観も素晴しいとなると、これはもうやるしかありません!
第26位 #コンパス 【戦闘摂理解析システム】
私はニコニコ動画の関連には疎く、最近はYouTubeに負けてオワコンになっているのかな、という程度の認識でしたが、このゲームには度肝を抜かされました。
まず、バトルゲームとして普通に面白いです。3対3のチーム戦で、試合時間は3分なのですが、短い時間にゲーム性が濃縮されています。これを考えただけでも大したものだと思います。
そして、ゲームプレイが外部の様々なメディアと繋がっていき、メディアミックス企業である「角川ドワンゴ」の面目躍如といった感じでしょうか?
これからどうなるか楽しみなアプリです。
第25位 勇者ダンジョン
『風雷のシレン』や『トルネコの大冒険』でおなじみの、不思議なダンジョンシリーズ風スマホゲームです。
シンプルで面白く、熱中してしまうスバラシイ仕組みで、ポチポチ時間を潰したいときに向いています。
こういうツボにハマるような「不思議なダンジョン」は、ストアに溢れていそうで、実は貴重です。その貴重なアプリの一つが、この『勇者ダンジョン』だと私は考えています。
第24位 乖離性ミリオンアーサー
スクエニのアプリですが、かなり異色なゲームに思えました。スマホアプリじゃないと、このようなゲームにはならないと思います。
ライトな連携オンライン協力カードゲームで、独特の面白さがあります。
特に秀逸なのはビジュアルやボイスも含むゲーム世界の演出です。
『とある魔術の禁書目録』シリーズで知られる人気作家、鎌池和馬がシナリオを執筆し、ヒャダインこと前山田健一が音楽を制作、有名イラストレーターや声優が多数参加し、バーチャルでスタイリッシュなアーサー達の世界が形作られています。
第23位 三国天武
『クラッシュ・オブ・クラン』のような戦略ゲームを、三國志テイストにしたようなアプリゲームです。
しかし、安易な模倣ではなく、美麗イラストやボイス付きの武将や美女たちのキャラクター性が押し出され、クラクラにはない和ゲー的な楽しさが追求されています。
操作感もビジュアルも運営もすべてにおいてレベルが高く、「このゲームになら時間を使っても惜しくないな」と思わせてくれる安定感があります。
ダウンロード数は2000万を超えていて、世界的にユーザーがいるのもオンラインゲームの魅力です。
三國系のゲームの中では最も成功したものの一つなのではないでしょうか?
第22位 星のドラゴンクエスト
このようなゲームをやると、やはりドラクエの世界観は素晴しいと、再確認させてくれますね!
「DQMSL」などのモンスターズではなく、勇者たちが魔王と闘う正式で王道なドラクエで、しかもスクエニは本気でスマホ対応して作っています。鳥山明やすぎやまこうちまで、制作に関わっているのです。
マルチプレイでスタンプを応酬しながら、タイミング合わせてスキルを繰り出したりと、「ドラクエの新境地」とも言える新しい面白さがありました。
前シリーズからのファンも、今までドラクエを遊んだことがなかった人も、ぜひ一度遊んでみることをおすすめします。
第21位 剣と魔法のログレス いにしえの女神
牧歌的な世界観で、MMORPG的な「やさしい世界」を感じるゲームですね。長く愛されるのには理由があります。ずっとここにいたいと思わせるような何かがそこにはあるのです。
「ログレス」はプレイヤーとのコミュニケーションを重視していて、気の合う人とチャットでだらだらおしゃべりしたり、同じクエストを遊んでもいいのです。まるで『ソードアート・オンライン』の世界です。
キッズからベテランまで、色んな層のプレイヤーがいるので、そういう賑やかさがあるのも良いですね。RPGは日本が誇るべき文化だと思います。
第20位 ベイングローリー(Vainglory)
日本ではあまり知られていませんが、国際的には、『ハースストーン』と並び、世界最大のEスポーツゲームと見なされています。日本はEスポーツが遅れていますが、海外では『LoL』を始めとしたMOBAというジャンルはとてもメジャーなものです。
また、洋ゲーはマッチョやクリーチャーばかりで、ビジュアルデザイン的に日本人にはあまり受けいられないらしいですが、『ベイングローリー』は美少女キャラが多めで、日本人やアジア人も受け入れられやすいと思います。
国内であまり見ないゲームジャンルですが、一度やってみると世界が変わると思います。おすすめです。
第19位 ディーモ(DEEMO)
私が今までやってきたゲームの中でも、雰囲気の良さは間違いなく最高ですね。
「親方!空から女の子達が!」みたいな感じで、空から落ちてくる女の子系のストーリーなのですが、胸に染み入る切なさがあり、中年男性の悲哀とも共鳴します。
私は「音ゲー」というのもがあまり得意でなく、好きでもないのですが、世界観と物語を味わうためだけでもやる価値のあるゲームです。音ゲーファンでこれを知らない人はモグリと言われても仕方ないでしょう。
第18位 実況パワフルプロ野球
コナミの真骨頂と言えば、小島秀夫監督の『メタルギアソリッド』ではなく、スポーツ系のゲームであると私は思っています。
中でも、野球ゲームの「パワプロ」はその代表的なものでしょう。
パワプロには、野球のみならず、日本のスポーツ文化なるものが凝縮されていると、私はやってみて感じました。
私が初めてやった「パワプロ」は、このスマホ版なのですが、非常に良い体験をさせてもらったと思います。もし私が今、中学時代に戻れるのであれば、躊躇いなく野球部に入るでしょう。
第17位 スクールガールストライカーズ
2017年の冬シーズンに「TVアニメ化」も果たした、スクエニが贈るスマホゲームの名作です。
基本的には「ラブライブ!」や「デレマス」のような美少女系ゲームなのですが、女の子たちはライブ(音ゲー)ではなく戦闘(アクション)をやります。
「変身3Dバトル」で様々なコスチュームに着替えるのですが、現代風ではなくSFファンタジー風の衣装が好みの方は、この「スクスト」をやってみることをオススメします。
第16位 ねこあつめ
ゲーム性と言えば、ただ部屋の餌や玩具を買い、部屋に設置しておくだけなのですが、その組み合わせによってレアねこが来るかどうかが変わります。
アイテム力と運が必要で、思った以上にゲームです。それでいて、ただアプリを時たま開くだけで癒やされます。たくさん時間を費やす必要がなく、空き時間の癒しになるので、万人にとってオススメできるアプリです。
特に猫好きの方からすれば最高でしょうね。
第15位 ケリ姫スイーツ
女性ファンが多く、「白雪姫と7人の小人」みたいなゲームです。お姫様はドレスアップで強くなります。
男性向けというよりは、女のコ向けのテイストなのですが、おっさんの私でも楽しめました。
スマホゲームアプリの初期からあるタイトルなのですが、スタミナ無制限で、いくらでもプレイできます。
パズドラと同じ「ガンホー」の制作ですが、さすがの技術の高さ、バランス調整の上手さを感じさせる、非常に良いゲームだと思います。
4周年記念を迎えましたが、今から遊んでも面白いと思いますよ。
第14位 にゃんこ大戦争
いわゆる「タワーディフェンス」と言われるジャンルのゲームで、「にゃんこ」を繰り出していき、自分の領地を守ると共に、相手の領地に自分の「にゃんこ」を送り込んで制圧すれば勝ちです。
「にゃんこ」達はキモかわいく、ギャグセンス抜群です。一方で、ゲームとしても熱中できるようになっています。エンターテインメント性とゲーム性が高いレベルで両立した優作と言えると思います。
大物ユーチューバーであるヒカキンさんの変顔がキャラクターとして登場したりして、遊び心や悪ノリが満載のタイトルです。
第13位 ゴッダス(Godus)
文字通りの「神ゲー」です。
プレイヤーは神となり、自分の土地に信者を導いていきます。
癖がなく美しいフィールドの世界観がとても良く、ゲームの世界に浸りきってしまいます。
「ピーター・モリニュー」という世界的なゲームクリエイターがデザインした作品であり、すぐれた美意識やアイデアの詰まった名作です。2014年のベストゲームにも選ばれていますね。
第12位 ソウルリバース ゼロ(SOUL REVERSE ZERO)
かつてはメガドライブなどの家庭用ゲーム機を販売し、「ソニック」などのソフトでも知られる老舗メーカーの「セガゲームス」が、満を持して王道の本格スマホRPGに参戦しました。
作り込まれたシナリオに、気合が入りまくりのアニメーション、そして主題歌まで付いてきます。
豪華声優陣とイラストレーター陣がそれぞれの「英霊」に命を吹き込み、セガの歴史に恥じない超大作になっています。
「やっぱりゲームと言えばRPGですよね!」という気分になる良作です。若い人達にも「SEGA」という会社のスゴさを知ってもらいたいです。
第11位 Fate/Grand Order(フェイト/グランドオーダー)
もともとはエロゲーだった「Fate(フェイト)」シリーズですが、そのストーリーやシステムの面白さが話題になり、全年齢版が発売されて人気になりました。
サーヴァントを従えたマスター同士の聖杯戦争が描かれるFateシリーズとは少し変わっていますが、物語の面白さは他シリーズを凌駕しています。
TwitterやFacebookなどのSNSでも、「Fate/Grand Order」のシナリオの秀逸さが話題になっていますが、数あるスマホゲームの中でも、最もレベルの高いストーリーを展開しているタイトルだと思います。
前作をプレイしたことがない初見の方でも問題なく楽しめるようになっていますね。私も「Grand Order」から入って他のアニメシリーズを見始めましたが、フェイトの世界観は深すぎます!
第10位 モンスターストライク
パズドラと並び、ゲームアプリの時代を築いたタイトルです。
4人までプレイでき、そうすることにスタミナ節約などのインセンティブがあったことから、学校や職場など、口コミで広がっていきました。
2016年は世界一収益を上げたゲームアプリとなり、全世界4000万人のユーザーが熱中しています。
まだやったことのない人は、世間知らずにならないためにも、とりあえず一度プレイしてみるとよいのではないでしょうか?
第9位 パズル&ドラゴンズ
あらゆる模倣作を生み出し、ネイティブアプリ系のゲームの草分けになったアプリです。
私がゲームアプリにハマったのも、パズドラがキッカケでした。「スマホでここまで面白いゲームができるのか!?」と驚愕した思い出があります。
パズドラがすごいのは、ゲームのバランス調整がしっかりしているところです。射幸心を煽り、ガチャを回させてお金を搾り取るのではなく、ユーザーにとって納得感のあるゲーム運営をしていたのが革命的でした。
開発会社であるガンホーのオンラインゲームを運営していた経験や、プロデューサーの山本大介氏の采配が優れていたのかもしれません。何にせよ、今からやっても色褪せないくらい面白いゲームです。
第8位 LINE:ディズニーツムツム
「LINE POP」や「LINE バブル」を始め、LINEゲームには「こんなのもあるの?」というくらい、様々なアプリがありますよね。その中でも一番人気があるのがこの「ツムツム」です。
単純にゲームとして面白い上に、ディズニーにIP(版権)を使っているのだから、人気が出ないわけがありません!
1プレイ1分で終わるので、空き時間に遊ぶのに最適なアプリですね。私の妻も仕事の息抜きによくツムツムをしています。
第7位 白猫プロジェクト
スマホのアクションゲームの代表的な作品で、男性のみならず女性ファンも多いです。
3Dグラフィックでモデリングされたキャラクターは可愛らしく、しかもぬるぬるとスムーズに動きます。
任天堂はDeNAと提携しましたが、スマホゲー業界の任天堂はコロプラだと私は思っています。
「動き」への強いこだわりを感じます。
ソウルボードの育成システムは楽しく、待ちを発展させるタウン要素や、キャラクターそれぞれとの会話も用意されていて、色々とすごいゲームです。
第6位 ぼくとドラゴン
「ぼくのなつやすみ」的なタイトルの良さがありますね。
子供向けのゲームに見えますが、カッコいいドラゴンだけでなく、綺麗なお姉さんもたくさん登場します。お父さんも大喜びです。
指でなぞってスライムを討伐していくのですが、シンプルで気持ちいいです。
一方、ギルドの仕組みはガチで、オンラインRPGの楽しさが詰まっています。
コラボイベントなども頻繁にやっていて、やりこめるイベントが盛りだくさんです。
どこか牧歌的で親しみのある世界観で、ついついプレイしたくなってしまうゲームです。
第5位 グランドサマナーズ
やはりRPGは王道に限りますね。かなり頑張って作られたRPGだということがわかり、ドッド絵を意識して作られた背景も、かつてSFC(スーパーファミ)でやったドラクエやFFなどのロールプレイングを思い出しました。
「Apple Store」や「Google Play」でのカスタマー評価を見てると、低評価をつける人が多いようでしたが、正直このような場所に書き込むユーザーのレビューはあてにならないなと感じました。
ガチャで欲しいものが出なかった腹いせに☆1つみたいなやつです。やっかみやノイズに惑わされずに、実際に触ってみて自分で判断して欲しいものです。
第4位 うつしよの帳 -和風オンラインRPG-
日本らしい趣が取り込まれた和製MMORPGで、「和」の文化や、二次元文化の良さをしみじみ感じるゲームです。
全体的にわかりやすく丁寧で、仲間と「スタンプ」で意思疎通をするのがとても楽しいです。
「式姫Project」は、パソコンゲームの時代から続く由緒正しきオンラインRPGの名作ですが、それがスマホで遊べるようになったことに感謝です。
今までは知る人ぞ知る傑作だったのですが、ここでの紹介を機に、色んな方にプレイして欲しいです。
第3位 グリモア~私立グリモワール魔法学園
ライトノベル……いわゆる「ラノベ」とゲームが一体化したような感じですかね。終始いちゃいちゃエロエロしてるわけではなく、けっこう残酷なテイストもあります。『魔法少女まどか☆マギカ』だってグロいですからね。
ですが、基本的には「心がぴょんぴょんする」ような癒し系アプリです。植田佳奈さんや小倉唯さんなど、人気声優の声を聴いているだけで、心が癒やされていきます。
この手のゲームは色々とやってきましたが、ストーリーもキャラも良質で文句無しです。ここ最近では一番オススメしたいレベルの良作ですね。
夫婦生活と子育てで荒廃したおっさんを優しく撫でつけてくれるようなゲームです。
魔法少女たち、もう可愛すぎてたまらんです。
第2位 シャドウバース
メイド騎士がいて巨乳がいてロリっ子がいてと、見た目だけで言えば完全に萌えゲーですね。しかし遊んでみるとまったく印象は変わります。超本格的なTCG(トレーディング・カード・ゲーム)なのです。
私はシャドウバースで初めてTCGを触ったのですが、自分でデッキを考えて組み立てる楽しさや、それが功を奏したときの嬉しさなど、筆舌に尽くしがたいものがあります。
最近はスマホで遊べるデジタルTCGが盛り上がっているのも納得で、アクションやRPGなどと同じように、これから一大ジャンルになっているのかもしれません。
遊戯王やデュエルマスターズなどのアナログのカードゲームを遊んでいた人には朗報だと思いますね。デッキを組み立てたらすぐにオンラインで遊べるので、デジタルTCGはオススメですよ。
頭を使うのが好きな人、考えるのが好きな人にとって、最高のゲームだと思っています。これからますますブームに火がつくつと思うので、とりあえずやってみては如何でしょうか?
第1位 オルクスオンライン
数あるスマホゲームアプリの中でも、「神ゲー」と言っていい名作だと思います。
MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)は、大人数がネットを介して、一つのゲーム世界の中に集まる試みです。
今まで数多くのMMORPGが、ゲーマーの心を捉えてきました。
オルクスオンラインのすごさは、アクションが高いMMORPGを作ってしまったことです。
スピーディーにキャラクターが動き、プレイヤーの実力が反映されるアクション性と、大規模にプレイヤーが入り混じるMMOの楽しさが融合して、とんでもない面白さになっています。
課金の有無で強さに差がつく度合いが少なく、ある程度ゲームをやってきた人であれば、この作品の素晴らしさが理解できると思います。
もっと詳しいゲームアプリのランキングが見たい方へ
私も外部ライターとして少々ですが執筆に力を貸したランキング記事です。
200種類以上のアプリのランキングで、複数人で議論しながら順位を決め、ユーザーの投稿や投票も結果に反映されています。
かなり気合の入った記事ですので、こちらのほうもどうぞよろしくお願いします。
おすすめの海外ドラマをランキングで紹介!無料視聴ありの人気動画サービスも!
私は色んな人に「海外ドラマを見ること」をおすすめしています。
今まで洋ドラを見たことがなかった人も、本当に面白い作品を見ると世界が変わるかもしれません!
なぜ海外ドラマなのか?
単純に、めちゃくちゃ面白い作品がたくさんあるからです。海外では、ドラマは映画より質が低い……という時代は終わり、ドラマという形式でしか不可能な、独自の面白さを追求する段階に突入しています。
日本テレビ局のドラマは、中には面白いものもありますが、タレントを主役にして作るものが多く、それほどクオリティが高くない傾向があります。
一方で海外ドラマは、莫大な制作費を注ぎ込み、プロの監督と選び抜かれた俳優とで作られるので、見ればわかるのですが本当にすごいです。
映像にこだわりがあり、ストーリーにも哲学が込められていて、心から見て良かったと思える作品ばかりです。
私は海外ドラマで英語を勉強したと言っても過言ではないくらい、海外ドラマオタクを自称しています。
今まで見てきたものの中から、おすすめの海外ドラマを厳選してランキング形式で紹介していきます。
第15位から第1位までを紹介します。ぜひ見ていってください!
第17位 死霊のはらわた リターンズ
人生に行き詰まり、酒を呑んだり女の尻を追っかけたりしている初老のアッシュは、うっかり「死者の書」の呪文を読み、悪霊を解き放ってしまう。
日本では「Hulu」という動画サービスで見れるドラマなのですが、サム・ライミ原作の、『死霊のはらわた』というカルト的な人気を誇ったカルト映画を、リメイクしています。
ホラーとコメディとアクションが合わさったような移植のドラマで、何も考えずに見て、スッキリ楽しむことのできる素晴しい作品です。
怖いのが苦手な人はちょっと見れないかもしれません。無理して見るものでもないですが、個人的にはけっこう好きです。
第16位 デスパレートな妻たち
アメリカのとある郊外に住む、はちゃめちゃで「お盛ん」な妻たちの、笑いあり涙ありのコメディドラマ。
サスペンスやミステリーの要素も取り入れられ、視聴者を決して飽きさせない。
2004年から2012年にアメリカで放送され、視聴率No.1を幾度も記録した化物ドラマです。特に女性から圧倒的な支持を得て、日本では「デスパ」などの略称で親しまれています。
コロンビアなど南米の国では、それぞれのリメイク版があるそうですね。それくらい、このドラマには普遍性の高いコンセプトがあるのです。
「desperate(デスパレート)」には色んな意味があるのですが、必死とか自暴自棄とか、まあそんな感じで、女性特有の明るくヒステリックなエネルギーをよく捉えている単語だと個人的には思います。
第15位 SUPERNATURAL(スーパーナチュラル)
幼い頃、超常現象によって母親を亡くしてしまったディーンとサムのウィンチェスター兄弟は、父親から特訓を受けて悪霊ハンターになっていた。
弟のサムは悪霊や妖怪を狩る生活に疑問を感じて、大学生活を送っていたが、父親であるジョンが姿を消し、兄と共に再びハンターとしての旅を開始する。
基本的には1話完結のオムニバス形式で、兄弟が超常現象と闘っていくアクション・ホラー・サスペンスです。
2人がアメリカの各地を回る道中に、悪霊や怪物に出会うロードムービーになっていて、アメリカの民間伝承や都市伝説に出てくる様々な超常的なものと対峙します。
様々な霊的なもの(ゴースト)が存分に出てきて、ホラー好き、オカルト好きにはたまらないドラマだと思います。
ホラーのみをテーマにしているわけではなく、ファンタジー色が強いのですが、けっこう怖いです。
しかし1話1話が非常に面白く、段々と物語が大きくなっていく展開に、どんどん惹き込まれていきます。見て損はない名作だと思います。
第14位 HEROES(ヒーローズ)
突然、人々が空中飛行や未来予知などの特殊能力を持ち始める。大学教授、看護師、高校生、パソコンオタクなど、平凡な一般人が、突然自分の能力に気づき始める。自分の能力に使命感を感じる者もいれば、能力を恐れて隠そうとするものもいた。
一方で、特殊能力を悪用しようとする者が現れ始め……。
全米で大人気のヒーロードラマですが、作者の方が日本通で、作中ではかなり日本が優遇されています。アメリカで活躍する日本国籍の俳優マシ・オカが演じる「ヒロ」は大活躍するし、シーズン2に登場するプリンセス・ヤエコは、日本人の田村英理子が演じています。
日本人ならぜひ見ておきたい海外ドラマです!
「X-MEN」など、アメリカはSFヒーロー系の作品が人気ですが、個人的には「ヒーローズ」が好きですね。
ジャパニーズ・マンガ的な演出も発見できるので面白いです。
マシ・オカの演技が面白いのも見るべきポイントの一つです。
第13位 ゴシップガール
マンハッタンで最もリッチな地区の名門私立校に通うセレブな高校生たちの、大人顔負けのリッチな生活と複雑な人間模様を描く。恋愛、友情、パーティー、セックス、そしてお金……。
1年前に何も言わず街を去っていった完璧な美女セリーナが、ある日突然街に戻ってきた。それがゴシップ好きの高校生達の間に大きな波紋を巻き起こす。
通称「ゴシガル」、ヤング版の「SEX AND THE CITY」とも言われていて、米国では若者層に絶大な人気があります。ティーンの女子で知らない人はいないというレベルのテレビドラマです。
おっさんの私からするといけ好かないガキ共なのですが、ストーリーはなかなか面白く、ファッションや文化、物事の捉え方など、色々と関心するところは多いです。
男性よりも女性のほうが楽しめる作品だと思います。妻はこのドラマ大好きですね。
第12位 Ballers(ボウラーズ)
マイアミを舞台に、フットボール選手たちの生活を描くコメディドラマ。現役のフットボール選手だけでなく、引退したスポーツ選手のその後の生活も描く。
フットボール界のスーパースターだったスペンサーは、アメフト選手たちの資産管理アドバイザーとして生計を立てようとしているが、プロの選手たちは曲者ぞろいで……。
これはすごいドラマですよ……。アメフトのドラマなのですが、アメフト自体を描いているわけではないのです。
アメリカはご存知アメフト大国で、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)がものすごく盛り上がっています。そこの選手は、国民的スターなわけですが、もちろん大金を得ます。
そのような選手たちが豪遊するシーンを見ているだけで、何か自分も楽しくなってしまうのです。
しかしそれだけではなく、引退後のスポーツ選手の厳しい現実も描かれます。
一度ついた豪遊癖は抜けずに、アメリカのスポーツ選手は半数以上が引退後に破産しているらしいです。その実態というか感覚が、これを見ているとよくわかります。
1話30分のドラマなので手軽に見れます。
わかりやすいストーリーも山場もあるわけではないのですが、ついつい見てしまいます。それでいて面白い!
有名選手それぞれの生活を追体験できるような楽しさがあり、数ある海外ドラマの中でも稀有な作品だと思います。
あと、オープニングシーンのムービーがカッコよすぎて惚れます。
第11位 ホワイトカラー
恋人のために脱獄を果たした天才詐欺師のニールは、知的犯専門チームのFBI捜査官ピーターに捕まってしまう。そこでニールは操作に協力する代わりに自由にしてほしいと取引を持ちかけた。
ニールは犯罪者としての能力を駆使してニューヨークに蔓延する知的犯罪を解決していくが……。
日本で最初に放映されたときのタイトルは『WHITE COLLAR 天才詐欺師は捜査官』でした。
スリリングが2人組みのクライム・ミステリーです。
凶悪な犯罪というより、知的犯罪がテーマであり、制作陣の頭の良さに驚愕します。
奔放なイケメンのニールと、真面目なピーターの組み合わせが見ていて飽きません。
最初は、騙されて逃げられるかもしれない関係から、段々と信頼関係が積み重なっていって……と、これ以上はネタバレになってしまうので言及は避けますが、なかなかに面白いので、気になる方は見てみてほしいです。
第10位 セックス・アンド・ザ・シティ
キャリー、シャーロット、ミランダ、サマンサの、ニューヨークに住む4人の30代独身女性が主人公。
恋愛、仕事、セックス、ファッション、妊娠など、多くの女性にとっての重要なテーマをコミカルに描くコメディドラマ。
女性に人気の海外ドラマとして知られていますが、男女問わず教養として見ておくべき作品です。
男性にとっても、女性の気持ちを知る上で色々と勉強になると思います。
エミー賞やゴールデングローブ賞を幾度も総嘗めにし、玄人からの評価も非常に高いです。
映画化もされ、関連グッズがたくさん発売され、世界中に熱狂的なファンがいます。
もはや説明不要の伝説的な名作なので、見て損はないです。
まあ、これを退屈だと思う男は多いらしく、男女の好みの違いを説明するときなどによく引き合いに出されるドラマでもあります。
第9位 ボードウォーク・エンパイア 欲望の街
舞台は禁酒法時代のアトランティックシティ。時代の闇を利用して勢力を拡大した実在の政治家イーノック・ジョンソンをモデルにしたドラマ。物語は禁酒法時代の幕開けから始まり、アメリカの暗黒の歴史を描く。
『タクシードライバー』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などの名作を生み出してきた映画監督、マーティン・スコセッシが監督をつとめ話題になったドラマです。
流石と言うべきか、何気ない場面を抜き出しても美しく、演出の一つ一つに目を見張るべきものがあります。
制作費40億をつぎ込み、圧倒的な力量と熱量で、アメリカの闇の時代を描いています。アメリカという国の核心に触れるようなドラマで、非常に興味深く見れました。
映像的な残酷さはないですが、けっこう大人向けの作品です。
第8位 BONES (ボーンズ) −骨は語る−
骨から生前の人間の情報を読み取ることに習熟した法人類医学者のブレナン博士が、FBI捜査官のブースと組んで、難事件の捜査にあたる。
1話完結型で事件を解決していくサイエンス・ミステリー。
骨を愛する美人の学者テンペランス・ブレナン博士が主人公で、事件を解決していきます。ブレナンは、全米ライフル協会の会員で銃を愛し、アスペルガー症候群の傾向があり、テレビ等を家に置かず、色々と萌えポイントが高いです。
2017年に放映予定のシーズン12で完結ですが、200話近く同じ設定でストーリーを作っていながら、視聴者の人気が衰えないのは脅威的です。
作家志望の方や物語を作ってみたい方などは、このドラマを参考にしてみては如何でしょうか?
第7位 SUITS/スーツ
ハーバード大学出身しか雇わない一流法律事務所ピアソン・ハードマンで働く敏腕弁護士のハーヴィーは、天才的な頭脳と記憶力を持っているが大学を中退してしまったマイクを認め、助手として迎え入れる。マイクは学歴を詐称する形で働き、数々の難しい訴訟に挑戦していくが……。
リーガルドラマの最高傑作と言えばこれです。
アメリカは訴訟大国と言われ、弁護士がたくさんいて、何らかの問題を解決する際には弁護士やエージェンシーを通すというのが一般化しています。このドラマを見れば、そのようなアメリカのあり方がよく理解できると思います。
日本には良くも悪くも訴訟文化が根付いていないので、そのような視点で見るのも面白いかもしれません。
このドラマの魅力は、ハーヴィー、マイク、ルイスという男3人の、ホモソーシャルな掛け合いのように感じました。
私なんかはルイスという男に魅力を感じてしまいますね。キャラが立っているし、基本的には嫌われているのだけど、彼なりに周囲の人のことを考えるところに好感を持てます。
第6位 ウォーキング・デッド
アメリカの田舎町の保安官だったリックが目覚めると、町はほとんど壊滅し、「ウォーカー」と呼ばれるゾンビが徘徊していた。脳が無事なままウォーカーに噛まれると、自分もウォーカーになってしまう。生き残った人類は、「ゾンビによる世界の終末」を迎えた世界で、希望を見出していくことができるのか?
アメリカが誇るパニック・サバイバル・アクションで、抜群に面白いです。
ゾンビのビジュアルや、極限状態に置かれた人間の暴力など、かなり刺激の強いドラマなので、お子様と一緒に見ることは推奨できません。
過酷な状況でも生き抜こうとする人達に勇気を貰える一方で、しだいに人間同士の抗争が多くなっていきます。スリル溢れるアクションドラマでありながら、極限状態での人間の社会性をテーマに扱った、すぐれて芸術性の高いドラマでもあると思います。
アメリカではほとんど宗教的な人気を持つゾンビものですが、日本人の私が見ても非常に楽しめました。オススメです。
第5位 シリコンバレー
シリコンバレーのベンチャー企業で働く内気なプログラマーのリチャードは、圧縮ソフトウェアのアルゴリズムを開発し、そのアルゴリズムが入札競争の真っただ中に置かれることになる。そこでリチャードが下した決断は……自らがSEOになることだった!
世界の最先端を行くシリコンバレーのクレイジーな世界で、リチャードは生き残ることができるのか?
比較的最新のドラマですが、非常にレベルが高いです。
あくまでも洒脱で、軽いテイストで話をまとめていますが、あらゆる才能や演出が詰まった作品となっています。これから海外ドラマもどんどんレベルが上がっていくのかもしれません。
従来の海外ドラマは1話1時間のものが多いですが、この『シリコンバレー』は1話30分で、サクッと見ることができます。展開がスピーディーで、短い時間に面白さが凝縮されています。
奇人・変人がたくさんでてきて、それぞれのキャラクターが強烈で、人種や宗教を扱ったブラックユーモアも普通に出てきます。色々とすごいドラマなので、見てみる価値は間違いなくあります。
IT業界やエンジニア文化、アメリカのベンチャー界隈などが戯画的に描かれていて、なかなか勉強になるドラマでした。
第4位 ゲーム・オブ・スローンズ
超大作ファンタジー小説『氷と炎の歌』を原作とした壮大なファンタジードラマであり、玉座を巡る名家の権力争いと、北から忍び寄る異形のものと人類との戦いを描く。
一人の主人公を設定せず、誰が死ぬかもわからない、どのような結末になるかもわからない、群像劇の形式で物語が進んでゆく。
最近のドラマの中で最もアツいのはこの作品なのではないでしょうか?
ドラマは映画に比べて低予算という印象がありましたが、『ゲーム・オブ・スローンズ』は1シーズンあたり100億円ほど使われていて、人気ファンタジー映画『ロード・オブ・ザ・リング』の1作ぶんと同じくらいかかっています。
お金をかければ面白い作品ができるというわけではありませんが、このゲースロはめちゃくちゃ面白いです。
しかも、ここまで金がかかっていながら、王道のストーリーではなく、主人公のいない誰が死ぬかもわからないようなストーリーで、物語が展開して行きます。
ものすごく面白いのですが、完全に大人向きのドラマです。エロいシーンやグロいシーンが非常に多く、小さな子どもには絶対見せられません。
しかし、性や暴力を、生々しく、手加減せずに全力で描いているからこそ、『ゲーム・オブ・スローンズ』のリアリティのある世界観が描かれているのです。
舞台は中世ヨーロッパで、ドラゴンのような生物や魔法も登場します。
今までになかったような作品であり、度肝を抜かれるほど面白い作品です。世界中で話題になっている人気作です。
残酷なシーンなどが苦手ではない人は、絶対に見たほうがいいという名作だと思います。
第3位 タイラント -独裁国家-
中東にある架空の独裁国家「アブディン」では、アルファイード家が国を収めていた。自分の国に横暴に嫌気がさし、アメリカで小児科医をしていた次男のバサム・アルファイードは、甥の結婚式に出席するためアブディンに帰国する。
しかし滞在中にトラブルが起こり、しばらくアメリカには帰れなくなる。そして、国を治める兄のジャマル・アルファイードの政治に驚愕し……。
タイラント(tyrant)とは「独裁者」という意味で、現実には存在しない架空の国ですが、中東の独裁国家が舞台になっています。(現実に存在する国だったら政治的に問題になるでしょう!)
国が嫌になって逃げ出した次男が、兄の横暴を知ってどうするか……という形でストーリーが進んで行きますが、次第に弟のほうにも狂気が見え隠れするようになり、物語の深みが一気に増してきます。
国の政治をテーマにする壮大な物語でありながら、一方で人間の心の微妙な領域を丁寧に描写していて、アメリカのクリエイターの凄さに恐れ入ります。
動画サービスの「Hulu」で視聴したのですが、ここ最近の新作の中で個人的に一番ヒットしたドラマでした。序盤からドライブのかかるような面白さがあり、一度見たら一気に惹きつけられると思います。
第2位 プリズン・ブレイク
副大統領の弟を殺したという容疑の冤罪で逮捕され、死刑判決を受けてしまうリンカーン。
弟であるマイケルは、兄リンカーンの無実を信じ、彼を救い出すためのプリズンブレイク(脱獄)を企てる。
わざと銀行強盗をし、目論見どおり兄と同じ刑務所へ収監されることができたマイケルに待ち受けていたものは……?
アメリカという文化が生み出した、最高のエンターテイメントです。日本でも有名になったので、知っている方は多いと思います。
笑って踊って……というエンタメではなく、大人のシビアな物語です。すべてが上手く行くわけではなく、第1話時点で、マイケルはいきなり監獄の厳しさを思い知らされます。
主人公のマイケルは、監獄というシステムに、己の知力・体力・精神力のすべてを持って立ち向かうのですが、毎回ハラハラドキドキの連続で、「物語に振り回される」というレベルの面白さです。
本作を海外ドラマのベストワンに挙げる人は多いですが、見ないと人生損するレベルのコンテンツなので、時間があるときにぜひ見てほしいです。
第1位 HOMELAND(ホームランド)
イラク戦争で戦い、8年間行方不明だったアメリカ海兵隊軍曹のニコラス・ブロディが発見される。アメリカ政府は、戦争を正当化するためにも、彼を英雄として国内に迎え入れる。
一方、CIAに所属し、躁鬱を持ちながらも非常に優秀な女性キャリー・マティソンは、ブロディは戦争捕虜だった時期にアルカイーダに転向し、アメリカへのテロ攻撃のために戻ってきたのだと信じるようになる……。
アメリカの政治、テロ、イスラムとの文化的衝突を扱ったドラマで、ちょっとIQは高めなのですが、人生の糧になるほどの面白さです。
「今まで生きてきてこれほど面白いドラマを見たことがない」というレベルでハマりました。というよりハマっています。現在はシーズン8まで続いていて、続編も作られています。ただドラマを引き伸ばしているのではなく、それほどまでに人気があるのです。
もっと知られていい大傑作なのに、日本ではあまりメディアに紹介されたりしないのが残念です。その理由として、政治的な思想を含む問題を使っていることと、エッチなサービスシーンが多めだからかもしれません。
ただ、内容は圧巻の面白さです。シーズンを通して見ようと思えばかなりの時間が必要ですが、とりあえずシーズン1だけでも十分に満足できます。
このような素晴らしい作品があまり知られていないのは「人類の損失」というレベルです。思想的なことを抜きにして、サスペンスドラマとして文句なしの面白さです。
海外ドラマを見るためのおすすめの動画サービスは?
今まではTSUTAYAやGEOなどのレンタルビデオ店で借りるのが王道でしたが、ドラマの場合、映画と違って多くのDVDやBlu-rayを借りる必要があり、手間もお金もかかります。
私は、これらのドラマはすべてネットの動画サービスを使っています。
例えば、私が登録している「Hulu」であれば、月額1000円でいくらでも見放題です。ネットが使える環境なら、動画サービスが断然お得だと思います。
ちなみに、これまで紹介してきた第1位から第15位までのすべての作品は、「Hulu」を使えば視聴することが可能です。控えめにいって凄すぎます。誰もが海外ドラマを安く手軽に見られる時代がやってきたと言えるでしょう。
2週間のお試し期間もあるので、気になる方は試してみてください。
ランキングの反省と備考
現在も色んなドラマを視聴し続けているので、新しい情報が入りしだい、ランキングの順位を更新したり、新しい作品を付け加えたりする場合があります。
また、文章なども追記・修正していきたいと思っています。
それでは、お読みいただきありがとうございました。